鹿児島をもっと活気あるまちに。大学時代決意した就職以外の第二の選択肢とは?

鹿児島をもっと活気あるまちに。大学時代決意した就職以外の第二の選択肢とは?

-PROFILE-

名前:髙橋 空雅 (たかはし くうが)
鹿児島県鹿児島市出身。大学進学を機に福岡に移住。大学4年次に大学を休学し、2016年に福岡に在住しながら鹿児島で学生団体を設立。2017年に大学を休学し、2018年鹿児島にて就活/採用支援を軸とした団体「はたおり」を設立。同年にTen-Labに合流。大学卒業後は鹿児島にUターンし、「はたおり」での活動の他、鹿児島市のシティプロモーションを中心にまちに携わる。
-髙橋さんのここがポイント!-

①在りたい姿を目指し大学を休学。就職以外の第二の選択肢とは?
②学生が社会で活躍するために髙橋さんがとった行動
③新しく事業を始めるときは、やりたいこと、できること、求められていることを考える!
④現在の就職活動の課題点とそれに対する展望

自分らしい在り方を実現するために休学を決意。就職以外の第二の選択とは?

ーー本日はよろしくお願いいたします!髙橋さんは大学を休学し鹿児島に戻って事業を始めたとのことでしたが、きっかけとなったのはどのようなことでしたか?

髙橋:福岡にいた大学時代、すごい大学生とたくさん出会ったことがきっかけですね。

起業していたり、学生団体を立ち上げたり、ベンチャー企業で長期インターンをしたり、世界一周経験者が溢れていたり・・・

福岡で本当にアクティブな人たちとたくさん出会ったんですね。そこで、鹿児島の大学生ってどうなんだろうと気になって、当時鹿児島の大学に通っていた先輩に連絡したんですよ。

そしたら鹿児島にもいるけど、全然少ないという話を聞いて、もったいないな、変えたいなと思って。

大学生はもっといろんなことができるはずだし、学生時代の使い方は大事だと考えていたので、そこで何かできないかなと思ったのが原点ですね。

その後、とりあえず学生団体を鹿児島に作ろう!と思い、大学3年生のときに相談した先輩を誘ったり、鹿児島にいる同級生に声をかけたりして鹿児島に学生団体を作ったのが始まりです。


ーーとりあえずアクションを起こしてみたんですね!髙橋さんはそのまま学生時代の活動をお仕事にされていますが、普通の就活と迷ったりはしたんですか?

髙橋:休学という選択肢を考え始めたのが大学4年の4月くらいなんですが、その時は、就活をするのか、休学して鹿児島の学生団体を続けるのか結構悩みました。

当時は身の回りで休学という選択肢を取る方が全くいなくて、本当に休学が正しいのかって思う時期もありましたし、周りが就活している中で自分だけ就活せずに鹿児島にいていいのかとも思っていました。


ーーそうだったんですね。その選択肢の中、休学をして鹿児島での活動を続けようと決断したのはなぜだったんですか?

髙橋:いくつか理由はあったんですけど、まずは、”このまま就職したとして、自分には何ができるんだろう”という感情が出てきたのが理由でした。

大学に4年間も通ったのに、入社して0から研修を受けてのスタートって大学に4年間も通っていた意味あるのかな・・・というのはそのときすごく感じていて、学生時代に学んだことを何も活用できないまま就職をするのは違うな・・と。

あとは、このまま卒業して就職したときにめちゃくちゃ後悔しそうだなと思ったのも大きな理由ですね。

学生団体で2ヶ月に一回くらいはイベントを開いていたけど、それでも完全に鹿児島の人になれていないなというのを自分の中で感じていて、ちゃんと鹿児島の人間としていろいろやっていきたいなと思い、1年間は休学して鹿児島で色々やってみようと決意しました。


ーー休学は一大決心だったんですね!休学期間が終了し大学生に戻った際、就職しようかどうかという迷いはなかったんですか?

髙橋:これはもう全くなかったです(笑)
2回目の大学4年のときに、はたおりを立ち上げて、Ten-Labに合流したんですけど、はたおりを続けたいな気持ちがずっとあったので、卒業後もやっていこうと決めていました。
Ten-Labについてはこちら:https://ten-lab.com/

学生が一社会人として活躍することを実現させた休学後の動きとは?

ーー休学して何かやろうって思う方はたくさんいると思うんですけど、何かやろうって思ってもそこまで大きくできずに休学期間を終えてしまう人もいるじゃないですか。それができた理由とか秘訣はあったりするんですか?

髙橋:いくつか要因はあるかもしれないですね!

一つ目は、良くも悪くも注目される状況になっていたことだと思います。
休学するって決めたのが大学4年の6月だったんですけど休学するのが9月からだったので、約3ヶ月間があって、その期間にかなりたくさんの人と鹿児島で繋がりました。

学生はもちろん、社会人ともたくさん繋がって、自分の想いをとにかくたくさんの方に話しました。

そしたら、「鹿児島出身で福岡の大学に進学して、バリバリまちづくりを現場で学んできた学生が鹿児島に戻ってくるらしいぞ」みたいな雰囲気になったんですよ(笑)

鹿児島では休学する人はそんないないし、学生で目立っている人もそんなにふいなくて、その上、福岡の大学を休学してわざわざ鹿児島に帰ってくるというのが拍車をかけ、注目される状況に繋がったのが一要因かなと思います。

二つ目がポジショニングで、鹿児島って県外就職率が50%くらいなんです。

そんな就職率ってあまり重要視されていない状況で、当時学生だった僕がそこに対して問題提起をしたけど、鹿児島にそういう企業や団体は多くなかったですね。

課題があったのに誰も取り組んでいないことに切り込んでいったので、ポジショニングが上手くできていたのではないかと思います。

新しく事業を始めるときは、やりたいこと、できること、求められていることを考える

ーーなるほど!!就活という課題を見つけたら鹿児島では積極的にやっていなかったのか、あえて初めから就活の領域を狙ったのかどちらだったんですか?

髙橋:それはもう圧倒的に前者で、休学して鹿児島に帰ってきてから2ヶ月ほど、昼過ぎに起きて、ちょっとだけ仕事をして、夜の3時くらいまでグダグダして寝る、みたいな生活をしていたんですよ。

そんな生活にもやもやしているときに、若者が自分と向き合う"若者会議"というイベントに参加して「これを鹿児島でもやりたい!」と思って、自分の在り方を学生が考えられる場所を創りたいと思ったのが自分の生活が変わることができたきっかけでした。

実際に鹿児島で若者会議を開催したあとに、一緒に実行委員をしていた相棒と話をする中で、新しくチームをつくることにしたんです。
そこで、やりたいこと・できること・求められていることを考えたときに、たまたま自分たちの周りでは就活で悩んでいる人が多いことに気付きました。

やりたいこと=学生と県内企業が出会う接点をつくることで、学生の動きを活発化させたい

できること=イベントができたりファシリテーションができたりすること

求められていること=就活の時に黒髪に染めて、スーツを着て、なんとなくの就活動機を話すというような型にはまった従来の就活に苦しむ学生が多い

というように、就活関連の事業であれば、自分たちの強みを企業の採用課題解決のために活かせるのではないかということが見えたタイミングで「はたおり」を立ち上げました。

もっと言うと、一般的に採用関連はお金が動きやすいことも一つの要因でした。


ーー確かに、今の就職活動ってみんなが同じ格好をして本当かわからない志望同期を並べて、本質的ではない感じがしますよね。

髙橋:そうなんですよ。

今の就職活動は3月1日に解禁してから企業と学生が出会って、話して、決めてくださいってシステムですけど、もっと中長期的に何かしらの形で関わりながら過ごす中で採用が生まれるような形になればいいなと思います。

もっと学生時代にやってきたことが就活に直結するようになり、学生生活全体のデザインをしっかり考えながら学生の時期を過ごせるように変えていきたいです。

現在の就職活動の課題と、髙橋さんが考える変革とは?

ーー実際に現在の就職活動の課題に対して積極的に動かれているかと思いますが、今後どのように変えていくか具体的に想定はあったりしますか?

髙橋:直近ではひたすら社会と学生が触れ合う場を作っていくことしかできないなとも思っていて・・・

そこで何を話すのか、どのように出会うのかみたいなことがすごく重要だと思っているので、例えば、みんな好きな服装で、好きな髪色・髪型で、ありのままの自分で向き合えるような合説とか、そういう工夫はしていきたいなと思っています。

もう一つは、鹿児島でも長期実践型インターンみたいな場を増やしていきたくて、企業と密接に関わりながら自己成長したり自分と向き合えるような場を創っていきたいです。


ーーなるほど!髙橋さんの目標の中に「県内就職率を上げる」というのはやはりあるんですか?

髙橋:実は現状、県内就職率をあげたいというのはあまり思っていないんですよね。
あ、もちろん、最終的には上げたいですよ。笑

ただ、現状の鹿児島ではまだ圧倒的に成長したい!という学生に応えられる体制が企業側に整っていなかったりもするので、そういう意味では首都圏に行くという選択肢はむしろあった方がいいなとも思います。

将来的には鹿児島にイイ企業が増えていって、むしろ東京から鹿児島の企業に就活しにくるみたいな状況を作っていきたいと考えていて、僕自身そういう会社を創ってきたいなという想いもありますし、そういう会社で積極的に採用活動できる組織を創っていこうと考えています!


ーーすごく素敵ですね!!髙橋さんの創る会社、とても楽しみです!
Facebook:https://www.facebook.com/kugakuga.0226/
Twitter(髙橋さん):https://twitter.com/0226Kuga
Twitter(はたおり):https://twitter.com/hataori10
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